バロンって?

太地園ではお茶摘みの直前、写真のような黒い遮光ネットをかけます。このネットをバロンといいます。

バロン
バロン

バロンをかけ、太陽の光を遮ることで、お茶の葉の色が濃くなるのです。

最近、お茶の販売店様や卸業者様から「お茶の葉の色が濃いほうがいい」とのご要望が多く、太地園でもバロンかけ作業を行っております。

風で飛ばないよう、バロンの端にはせんたくバサミのような器具を取り付け、お茶の木に挟み込みます。

 

さて、バロンは新芽が出てから数日のうちにかけ、色の濃さを保持するためお茶摘みの直前(数十分前)にはがさなくてはなりません。

つまり、“はがして”⇒“お茶摘み”、が同時進行。

バロンをはがすスタッフとお茶摘みスタッフが連携プレーで、効率よく仕事を進めていく必要があります。

お天気や生育具合をみながら、「それ!この日だ」と決めて一気に進めていきます。

そしてバロンかけ作業も、はがす作業も結構大変な仕事なのです。

昨年までは手作業でやっていたので、重たいバロンの束を抱えてスタッフはみんな大変でしたが、今年からバロンかけ・はがし作業に機械を導入したことで作業効率が大幅にアップ。

お客様の求めるお茶づくりのためには、様々な作業が発生しますが、おいしいお茶をお届けするため!

今日もばんがっています

バロンって?
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